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2018-11

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【通販受付終了しました】〇●〇ミンホオンリーイベント参加のおしらせ〇●〇 - 2018.05.12 Sat


通販の受付は終了いたしました。たくさんのお申込みありがとうございました\(^o^)/


◇◆通販受付のお知らせ◆◇


ミンホオンリーイベントで販売しました同人誌の通販受付を開始いたします。

『最愛-Kissing in the Rain-』 R-18/A5/122P/240g/600円

beloved.png

ブログにて連載していた弁護士チャンミン×吸血鬼ユノ”Kissing in the Rain”のお話を再録(加筆修正)し、新しく書き下ろした番 外編をあわせて収録しています。
 

『もしも君と僕が違う場所に生まれていたとして、』 R-18/A5/44P/70g/300円

moshimo.png

 書き下ろしミンホ。リアル設定。
 2010年7月頃~2011年1月再始動までのふたりを書いています。



ご希望くださる方は、メールフォームに以下の必要事項をご入力いただいたうえ、お申込みくださいますようお願いします。

①本のタイトル
②冊数
③ご住所
④お名前

お申し込みを確認次第、送料を含めた代金+お振込みいただく口座(ゆうちょ銀行になります)を折り返しご連絡させていただきます。

お申込み締切:5月12日(土)


よろしくお願いいたします(*^_^*)
締め切ってからの完全受注印刷になりますので、本の発送が早くても5/20頃になります。
早くにお申し込みいただきました方にはお待たせすることになってしまうかもしれませんが、何卒ご了承くださいますようお願いいたしますm(_ _)m


この記事の折りたたみ部分に、新刊『もしも君と僕が違う場所に生まれていたとして、』(長い)の冒頭部分をサンプルとしてアップしています。
よろしければ試し読みをしてやってくださいませ♪



***
いつも遊びにきてくださってありがとうございますv







◆【サンプル】もしも君と僕が違う場所に生まれていたとして、◆




青い闇の名残がただよう時間にチャンミンは眠りから覚めた。

ベッドサイドのケータイに手を伸ばし、液晶画面を開くと、無機質な数字が朝までにはまだしばらくの猶予を伝えている。
無理に瞼を閉じても眠気は戻ってきてはくれず、仕方なく半身を起こした。

久しぶりに変な時間に目がさめてしまった、と思う。
ここしばらくは普通に眠れていたのに。
何だかよくない夢をみていたような気がするから(後味の悪い感覚だけが残っている)、そのせいだろうか。

(………)

ひんやりとしたほの暗い空間。
少しの間うつむき、やがて顔をあげてベッドから降りる。

スリッパを引っかけて部屋を出ると、右斜め向かいにある部屋のドアの前で足を止める。
そっとノブを回して中に入り、音を立てずにベッドへ向かう。

サイドテーブルの弱い白熱灯に照らされた、なめらかに整った横顔。
チャンミンはベッドの脇に立つと、いつものように体を丸めて眠るユノを見つめた。


いつからだろうか。
こんな風に心がざわついたまま目がさめたとき、ユノの寝顔を見ると気持ちが落ち着くようになったのは。
いっときは、誰にも会いたくない、誰の顔も見たくないこともあった。
それほど前ではない、昔。おそらくは世界で唯一の味方であったはずのこの兄の顔さえ。


――東方神起としての仕事がなくなってから、半年が過ぎた。

事実上「最後」の仕事となった日本の大型音楽番組で歌ったときから、いくつかの季節が移り、街の景色はもう夏のそれに変わりつつある。
見えない手によって放り込まれた嵐の海に、なすすべなく翻弄されるだけだった日々からようやく抜け出せたのかもしれないと、ここ最近は思っている。
あるいはすでにあらゆる感覚が麻痺してしまったのか、自分ではよくわからない。

以前の自分が見ていたような色鮮やかな景色はまだ到底取り戻せそうにないけれど。
それでも少しずつ、自分自身の言葉で会話ができるようになってきたと感じている。
人前で笑顔を見せられることも増えてきた。


のそり、と。
右手を伸ばし、ユノの顔の上で止まる。
頬に触れようとした指をすぐに折り曲げた。

何も知らなかった頃の自分に戻れることは二度とない。
戻りたいとも思わない。
けれども、知らなかった自分を、ひどく懐かしく思うときがある。

知らなかったユノの隣で、ただ笑っていた自分。







「なんかいつもと違くない?」

キッチンで朝のコーヒーを味わっていると、背中から眠そうな声が聞こえてきてチャンミンは振り返った。

「コーヒー?」
「うん」

豆(といっても粉末だ)を替えたばかりでただよう香りも変わっていたから、ヤマを張ったが当たっていたようだ。

「新しいの買ってみた。ヒョンも飲む?」
「わけないじゃん……」

ぽってりした下唇が不機嫌そうに尖る。ユノがコーヒーの苦味が嫌いなことを知っているので、もちろんわざと訊いたチャンミンは小さく笑った。
ダイニングテーブルの向かいの椅子を引いて座り、こしこしと瞼をこする姿を猫のようだといつも思う。

「今日事務所、何時に呼ばれてるんだっけ」
「10時だから…15分前にはマネヒョンが来るんじゃない」
「んー」

鷹揚な声が返ってくる。僕ヒョンのマネージャーじゃないんですけど、冷蔵庫に向かう背中に投げてやると、ユノが振り返り、ちょっと眉を上げてこちらを見た。

「頼りにしてます、チャンミン先生」

冷えたペットボトルの蓋をひねって、ごくごくとあおっている。いたずらっぽい声が鼓膜に残る。

こんな軽いやり取りをするようになったのも最近になってからだ。
こうして向かい合い、二人だけの会話をすることが日常だと感じるようになってしばらく経つ。
人間というのは適応する生き物なのだとつくづく思う。

芸能界という世界に身を投じてから、チャンミンのそばにはいつも四人がいた。
広くはない部屋を五人で分け合い、賑やかな共同生活を送る毎日が当たり前すぎて、終わりが来ることなんて想像もしなかった。このままずっとこの日常が続くのだと思っていた。

けれど今では、五人で暮らしていた頃の記憶がずいぶん遠ざかっている。
無理して遠ざけようとしていた時期もあったけれども、時間薬とはよく言ったもので、この頃は意識しなくても五人だった記憶を過去のものだと感じるようになっている。

――体じゅうに刻みつけられた無数の傷跡は、時おり思いだしたように鈍い痛みを放つけれど。


テーブルに置いていたケータイがメールの着信を告げた。中身を確認してから、チャンミンは顔を上げてユノヒョン、と呼んだがユノの姿は消えている。
耳をすますと、予想通りシャワーの水音が聞こえてきた。

「ちょっと、ユノヒョン! 暢気にシャワーしてる場合じゃないって、マネヒョンもう階下(した)に来てる」
「おー、了解~」

脱衣所のドアを開けて叫ぶと、バスルームのドア越しにこれまた暢気な声が返ってくる。了解じゃないっつうの、苛立ち気味にドアを閉め、チャンミンは手早く身支度をする。

二人で暮らすようになってから、チャンミンがユノに「早く」と声をかけない日はない。
五人でいた頃から生活時間はマイペースなユノだったが、同い年のメンバーが、ユノの女房役とも言える役割をこなしていたからそれほど気にはならなかった。
けれど彼はもういない。
おかげで、不本意ながらその役がチャンミンに回ってくることになってしまった。

マネージャーでさえ今みたいな業務連絡はチャンミンのところにしか寄越さないのだ。まったく、みんな自分をなんだと思っているんだ、と憤りたくなる。


「おまたせ~」
「一分で支度しないと置いてく」
「えッ、待って待って!」

ようやくバスルームから出てきたユノが、弟からの容赦ない一言に慌てて自分の部屋へと駆け込んでいく。
ドタバタと準備する音が聞こえてきて、チャンミンはくすりと笑ってしまう。自分の言葉を真に受けて本気で焦るユノをちょっと可愛いと思ったりする。

共同生活をスムーズに進めていくにはこれが最善の方法だろうとなかば諦めの気持ちでいるけれど、時々は誰かに文句を言いたくもなるシム・チャンミン、弱冠二十二歳である。







「――オレたちがSMTOWNで?」

事務所の社長室に着くなり、ヨンミン社長から告げられた言葉を、チャンミンはすぐに理解できなかった。
隣に立つユノがくり返した声を胸の中に落とし込む。
ユノと僕がSMTOWNのステージに立つ。
僕たち二人だけで?

「来月、オリンピック競技場でSMTOWNが予定されているのは知ってるだろう。東方神起もそこに出演させることが決まった」
「……それはオレとチャンミンの二人で、ということですか」

チャンミンはユノの横顔を見た。ヨンミンもその問いを想定していたように、ユノの目を見てうなずいた。

「ああ、そうだ。おまえたち二人だけで、東方神起としてステージに立つんだ」

一瞬、安堵したようにユノの表情が緩み、すぐに引き締まる。ヨンミンの二人を見つめる顔が依然として硬いままだったからだ。

「今回のステージを見て、東方神起の今後を決めることになってる。――二人ともがんばってくれ」

ユノとチャンミンの目を見つめて、ヨンミンは確かめるように二人の肩を強くつかんだ。
ユノの表情が鋭さを増した。きゅ、と唇を引き結ぶ。

チャンミンは、こくん、と唾を飲みこんだ。それはつまり。
東方神起の今後。
それはつまり、ステージの出来次第で、東方神起が今の二人、ではなくなるかもしれないということだ。

「わかりました。東方神起を護るために、全力を尽くします」

クリアに響くユノの声を、チャンミンは表情を硬くしたまま聞いていた。



社長室を出たあと、二人は来月のステージの打ち合わせのためにマネージャーに指示されたミーティングルームへ向かった。

廊下を歩くときも、エレベーターに乗っても、ユノは無言だった。チャンミンはちらちらと兄の横顔を見たけれども、言うべき言葉は見つからなかった。

来月、SMTOWNと呼ばれる事務所のファミリーコンサートのステージに立つ。
東方神起としてステージに立つ機会が与えられたことはうれしい。
なんの見通しも立たなかった半年前に比べれば、状況は確かに動き始めている。

だが、決して今の自分たちの東方神起が認められたわけではないのだ。
二人ではまだ何の活動もしていないし実績も残していないのだから、当然と言えば当然かもしれない。
しかも、メンバーが二人だけのアイドルグループは、韓国において前例がない。
アイドルというコンテンツの持つ性質上、数のメリットが活かせないリスクを背負ってまで二人しかいない東方神起を存続させる理由を問われれば、今の自分たちは答えるすべを持たない。

メンバーの人数を増やすか、それとも東方神起というグループ自体を――解散させるか。

東方神起の誕生とともに活動を続けてきて、チャンミンは、自分とユノは何も変わっていないのに、急に東方神起というグループが自分の知らない何か別のものになる現実を突きつけられたような気がした。

「――またステージに立てるな、東方神起として」

エレベータを降りてから、少し先を歩いていたユノがチャンミンを振り返った。
先ほどの厳しい表情はなく、いつものユノの柔らかなそれだった。

「……だけど、これは――テストなんでしょう」

顔を上げたチャンミンがそう言うと、ユノは虚をつかれたように視線を返した。
そう。これはテストだ。
ほんとうに二人でやっていけるのか。
二人の東方神起は果たして存在しうるのか。
自分たちははじめての二人きりのステージで、その存在価値を試されるのだ。


二人で廊下の真ん中で立ち止まって。
しばしお互いの視線を交わしたあと、ユノが、ふ、とまなざしを緩ませた。

「そんな不安そうな顔するなよ。終わったあとどうなるかなんて考えないで、今のオレたちにやれることを全力でやる。それだけを考えようぜ」

こちらを覗きこみながら、ぎゅむ、と。
チャンミンのやや外に向いた両耳をつかんで軽く引っぱる。

「……痛い」

憮然とした声で呟くと、ユノは目を猫みたいに細めて笑った。
窓から差し込む夏の日差しを浴びる背中を、チャンミンは見つめながら歩いた。





***
お読みくださってありがとうございましたv


● COMMENT ●

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か***さんへ♪

か***さん、こんにちはーー\(^∇^)/コメントありがとうございます!!か***さんと久々にお話しできてうれしいですーー(*^_^*)
にゃはは、ミンホオンリーとか突然お知らせしちゃってすみませんっ(笑)うわわん、うれしいお言葉の数々をーーーー!!!。゜・(ToT)・゜。
吸血鬼ユノのお話、大好きと言ってくださってありがとうございます///本にしてしまう勇気をいただきました…!!(笑)
わたしのつたない創作を気に入っていただけて、ほんとうにありがたい限りです(涙)しかももったいないお言葉もいただいて、ほんとに力が沸いてきます///
ここしばらくまともに長いお話もアップできていなかったですが、か***さんが待っていてくださるのでしたら、またがんばって書きたいですーーvv(調子に乗ってすみません…!!笑)
5月のイベントが終わりましたら、またブログの更新も再開したいと思ってますので、よろしかったらまたぜひ遊びにいらしてくださいネ(*^o^*)うれしいコメントをありがとうございました♪

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ぱ***さんへ♪

ぱ***さん、はじめまして!ようこそいらっしゃいませ~\(^o^)/
通販のお申し込みをいただき、ありがとうございます!サンプル楽しんでいただけてとってもうれしいです///
詳細をメールにてお送りさせていただきましたので、ご確認いただけますと幸いですv
どうぞよろしくお願いいたします(*^_^*)

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r****さんへ♪

r****さん、はじめまして!ようこそいらっしゃいませ~\(^o^)/いつも遊びにきてくださって、ありがとうございますーvv
吸血鬼ユノのお話、楽しんでいただけてめっちゃうれしいですvv
そして通販のお申し込みをいただきありがとうございました♪
別途詳細メールを送らせていただきましたので、どうぞご確認くださいませ。
よろしくお願いいたします(*^_^*)

田***さんへ♪

田***さん、はじめまして!ようこそいらっしゃいませvv
通販のお申し込みをいただきありがとうございました!
別途詳細メールを送らせていただきましたので、どうぞご確認くださいませ。
よろしくお願いいたします(*^_^*)

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田***さんへ♪

こんにちは!!ご丁寧にご連絡をありがとうございますーー(*^_^*)無事に届いてよかったです!どうか楽しんでいただけたらうれしいですvv
メッセージくださりありがとうございました♪

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r****さんへ♪

r****さん、いらっしゃいませ\(^o^)/ご丁寧に到着のご連絡をありがとうございました!無事に届いてよかったですv
そして早速に読んでくださったのですねーvvうはあぁ、そそそんな恐れおおいお言葉を……!!!!なんだか当時は夢中で書いてしまった記憶があり、ゆえに時間がたって読み返すといろいろとオカシイところもあったりしてうひぇーハズカシイー///と頭を抱えることしばしばだったのですけども(^^;オフラインで本を出すという貴重な機会にほとんど勢いで本にしてしまったので、楽しんでいただけてほんとうにうれしいです!///思いきって形にしてみてよかったなぁと思えました(*^_^*)
うれしいメッセージをありがとうございました♪をを、お留守番ユノ好きさんとはこれまた貴重な…!!(笑)ありがとうございます、日産にはまたお留守番してもらおうと思ってますので、よかったら可愛がってやってくださいvv(笑)

ふ*さんへ♪

ふ*さん、いらっしゃいませですー\(^o^)/わあぁ、一気に読んでくださったのですねーー!!長たらしいのにありがとうございます(感涙)はわわ、もったいなさすぎるお言葉を……///お時間をさいて感想を書きにきてくださって、ほんとにほんとにうれしいです!ありがとうございます(*^_^*)読書するときのBGMがあるなんて素敵ですねvvわたしのつたない創作なんかにはもったいないBGMに違いありませんが(断言・笑)、ふ*さんのお気に入りの音楽と一緒に楽しんでいただけたのでしたら何よりですvv
ひゃはー、リクエストありがとうございます!監○モノとは!!文字を見ただけでドキドキしますが(簡単すぎる・笑)、そうですね、そういえば特殊なシチュエーションはあまり書いたことがなかった気もしますので、ぜひ挑戦してみたいと思います~(*ノノ)照 バリスタのお話も楽しんでいただけてうれしいです!実はいまだに続編のリクエストをいただいたりしてますので、何か書けたらいいなぁと思ってますvv
うれしいメッセージをありがとうございました♪ブログもぼちぼち更新していきますので、よろしかったらまた遊びにいらしてくださいませーvv


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Author:宮子
ユノヒョンにまいっちゃってる
新米ペンです。
いろいろ勉強中です。
今日も大好き東方神起。

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