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2018-11

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【ホミンホSS】*Memento of Florid* - 2018.01.26 Fri


みなさま、日産が来ましたよ………

日産!!
日産!!!
NISSAN!!!!!!!


しかもしかも、前人未到の3DAYSーーーーーーー8(≧◇≦)8!!!


ちょ、ちょっとこれ……いろいろすごすぎますよね。(ガタブル)
活動再開後からずっとエイベさんが強気すぎて戦慄していましたが、ここで強気フィナーレきちゃいましたーーーー!!!!


3日間7万人が埋まるのか、とか。
ふたりの体力は大丈夫なのか、とか。
梅雨どきだけど天気は大丈夫なのか、とか。

もうほんといろいろハラハラ事項がありすぎて落ち着かないんですけど、とりあえずは。

日産スタジアム3Days公演決定、おめでとうございます!!(*´・J・`)人(∵*)


ふたりがずっと前から、もう一度立ちたいと事あるごとに言っていた夢の舞台だもの。
ふたりの夢がかなったことは心からうれしいです。(*^_^*)

ぜひぜひ大成功できるように、全力で応援したいです!!p(^o^)q



そしてそして。
話はがらりと変わりますが。

みなさま、去年9月放送の”ハッピートゥゲザー3”はごらんになりましたかーー!!

東方神起と、歌手のスンチョルさんがゲストの回です。
遅ればせながら日本語字幕付きで拝見したのですが。

この番組でシムさんみずから告白してくれましたね。


2018012203.png


2018012204.png


2018012206.png


当時のニュース記事では、4月22日にスタッフの皆さんと一緒にカフェで集まってる画像が上がって、そのことについて書いたものしかなかったと思います。
転役日の当日(4月20日)には会ったのかな? とひそかに思っていたのですが、


2018012207.png


これを聞いて、ユノさんの転役日に上がったときもちょろっと話題になってましたけど、この写真。


2017042519.jpg


いよいよシムさん撮影説が真実みを帯びてきましたね……!!(コラコラ・笑)

テーブルのこちら側は一切写ってないので、こちら側に座っていたのが2人(ジヘちゃん夫妻)ではなく3人だった可能性も十分にあるよねっていう。
そんで、6人目だったシムさんがこの家族写真を撮ったんじゃない? っていう。


当時はわたし、シムさんは当日に休暇をとらなかった可能性も大いにあるから、ほんとに妄想として楽しんでたんですけど。
20日に休暇をとっていた事実がご本人によって露呈された以上、シックスマン説(←)を採用してもいいんじゃないですか…!?!?


やーそれにしても、転役後半年近くもたってから、番組のトークでさらっと告白しちゃうシムさんに、またしてもやられました。(ガタブル)
ありがとうありがとう、ホミンホペンに幸せをありがとうーーーー!!ヽ(T∇T)人(T∇T)ノ


そんなわけで(笑)
休暇をとってゆのよんのお祝いに行ったエピソードがあらためてうれしすぎて、ちょっとしたお話を書いてしまいました(* ̄∇ ̄*)エヘv

相変わらずの腐まみれですが、よろしければおつきあいくださいませvv


>1/22 23:51に拍手をくださった方v
わあぁ、おるすばんユノにそんなに愛情を注いでくださってありがとございますうぅ~~////毎度しょーもない中身で恐縮しきりですが、少しでも楽しんでいただけているのでしたら何よりうれしいです(*^^*)また次の機会にはおるすばんしてもらおうと思ってますので、よかったらまたかまってやってくださいvうれしいコメントありがとうございました(*^o^*)


***




2018012501.jpg





話す声は落ち着いていて静かで、まなざしは涼しげで。
長い睫毛を伏せた、そのたたずまいがとてもキレイで。

月のような人だと思った。
眩しく輝くその姿の内側に、青くひそやかな情熱をたたえた月のような人だと、思った。




*memento of florid*





「チャンミナ」


その名前が聞こえてきて、僕は昼食の丼飯をかっこみながら声のした方を振り向いた。
僕の名前はチャンミンじゃなくて、ジフン。
呼ばれるならジフナ、なわけだけど、その名前を聞くとなんだか無意識に振り返ってしまうようになったのは少し前からだ。
食堂の入口のところで、呼ばれた当の本人である彼――シム・チャンミン氏が、名前を呼んだ相手と会話している。



半年前、僕がこのソウル警察庁広報団に入所したとき、シム氏は入って1年が過ぎた頃だった。

もちろん彼が東方神起のメンバーだということは知っていたし、配属先が決まった同僚たちはかなりざわついていた。
あの東方神起のチェガン・チャンミンがいる。
僕らの年代だと、実際に人気があるアイドルグループはTWICEだったりEXOだったりするんだけど、それでも東方神起を知らない奴はほぼいないと思う。


僕はといえば、アイドルには男女ともに最低限の知識しかなくて、東方神起もたまに駅や街中でポスターを見かけるぐらいの認識しかなかった。
東方神起はもともとテレビにもあまり出演する方じゃないし。


だから一緒の部隊に配属されたといっても特別な感慨はなかった。
ぶっちゃけてしまうと、20歳前後で兵役を開始する一般人の僕らと違って20代終わりにならないと入隊できない芸能人は大変だな、ぐらいにしか思ってなかった。
(今から思うと、いろいろ失礼すぎる奴だったという自覚はもちろんある…。)


そんな僕だったので、広報団に配属された初日にシム氏を間近で見たときには正直言ってぶったまげた。

こんなに完璧なスタイルと顔を持つ人間がこの世にいたのかと思った。
うまく言えないけど、彼自身によって完全に統率されたプロポーションと、まとう空気。

単に背が高いというだけじゃない理由で、圧倒的に人目を引く何かを持っているのだと強く感じたことを憶えている。



「ジフナ、チャンソガ」


昼ごはんを食べ終わってペットボトルをあおっていたところに、声をかけられて視線を動かす。
そばに立っていたのはシム氏と、それから隣の小隊のイ・ドンヘ氏だった。
僕と、それから隣に座ってた同僚のチャンソクはあわてて立ち上がって敬礼をした。


「午後からの合同演習、ふたりがグループ班長だったな。説明があるから、集合時間より15分ぐらい早く来てくれるか?」
「「はい!必ず参ります!」」


そろって大声で返事をすると、シム氏は少し笑って僕の肩にかるく手を置いてから、イ氏と一緒に食堂を出ていった。


先輩たちの姿が見えなくなってから、僕とチャンソクは顔を見合わせて、はー、と息をついた。


「緊張したー。なんかやっぱヘンな感じだよな、東方神起とスーパージュニアの人に名前呼ばれるとかさ」


興奮気味に呟くチャンソクに、まあな、と返事をする。
僕も最初の頃はそう思っていた――というか、今も思ってるけど、シム氏に対する印象は少し変わった。

と、チャンソクがこちらを振り向いた。


「そういやジフナ、シム上警とわりとよく話してるよな。カタブツのおまえも、やっぱ近くにいると芸能人が気になんだな」


からかうように言われて、そんなんじゃねーよ、と僕は返す。


配属が決まったときは、トップアイドルの超有名人だし、入隊する平均世代よりも年上だし、さぞかし芸能人オーラみたいなものを出してたりするんだろうな、なんてちょっと思っていた。
別にそれが嫌だってことではなく、芸能人とは基本的にそういうものなんだろうというイメージを持っていただけだ。


けれども、シム氏は凡人離れした見た目とは裏腹に、そんなオーラを出すこともなくいたって物静かでクールな、普通のお兄さんという感じだった。

広報団の公演があるときも、観に来たファンから声援を送られると耳まで真っ赤にして後ろを向いてしまったりする。

それで僕は思った、……もしかしてこの人、相当な照れ屋さんじゃないか?
海外で何万人という観客を前にコンサートをするアーティストとはとても思えないぐらいの。


そんな愛嬌のある姿を見てからは、勝手に親しみがわき、僕の中で少しだけ身近な人になった。

休憩時間なんかに少しずつ話す機会が増えてから、かなりの読書家ってこともわかって。
もともと本好きの僕は話題にいとまがなくて、最近読んだ本や好きな本の話をよくさせてもらうようになっている。


「いーなぁ、オレもシム上警と雑談してみたい。でもオレ、本読まないしなー」
「おまえの方がよっぽどミーハーじゃん」


ちゃっかりそんなことを言うチャンソクを、僕はかるくこづいたのだった。









まだまだ寒さは厳しいけれど、暦の上では少しずつ春が近づいている3月の始め。


その日、シム氏は朝からなんとなくそわそわしているように見えた。
ルーティンはいつも通り手際よく進めているけれど、質問したらまったく関係のない答えが返ってきたり、とにかく気もそぞろという感じ。
いつも安定して落ち着いてるシム氏にしてはめずらしい。


誰か面会でも来るのかな?
眺めているうちに、僕は彼がしきりに腕時計に目をやっていることに気づいた。
それこそ芸能人だ、会いに来たい人は途切れないだろう。


――もしかして、彼女だったりして。


なんとなく思い浮かんだ。
友だちや家族にだって会えるのは楽しみだろうけど、あそこまで(無意識にしろ)あからさまに態度に出ないんじゃないかな。
まったくの憶測だけれど、そう思ったら、もうそれしかないような気がしてきた。

にわかに興味がわいてくる。

シム氏の彼女。
って、どんな人なんだろう?



数時間後、僕の予測は大いに裏切られることになる。


いや、半分は当たってたんだ。
シム氏には確かに面会の予約が入っていた。
けれどもその相手は彼女ではなく、東方神起のもうひとりのメンバー、ユノユノ――もとい、チョン・ユンホ氏だったのだ。


しかも驚くことに、僕までチョン氏にお目にかかれてしまった。
正確には僕らが所属する小隊の仲間のうち、チョン氏が来たときにたまたま近くで休憩をとっていた数人の隊員だけど。
ユノヒョンが大量にパンを買ってきたから、よかったら一緒に食べようとシム氏が声をかけてくれたのだ。


面会室に入ると、まずテーブルの上の山盛りのパン(相当な山盛りだった)が目に飛び込んできて、それから――その向こうに座るチョン氏の姿があった。


――…うわ。

思わず声に出てしまいそうだった。

シム氏とは真逆に、チョン氏からはオーラがビシバシに感じられた。ごく普通の私服を着ていたけれどもそんなのは関係なく、ただそこにいるだけで存在感がハンパなかった。

体はがっしりとして男らしいのに、線が細いというのか、全体としてはどこか中性的な印象を受ける。
恐ろしく整った顔(しかもありえない小ささ)に浮かんだ笑みは柔らかくて、そして何より印象的な瞳。
黒みがかった双眸はどこまでも澄んでいて、ただ見つめられただけでも心拍数が上がる。


……な、なんか……眩しい。
この人がいるだけで、周りの空間がパッと明るくなった気がする。

シム氏のことを月みたいな人だとひそかに思っていたけれど、月の隣にはちゃんと太陽がいたのだ。


太陽と月。
シム氏といい、こんな異次元な2人がそろったグループだったのか、東方神起ってやつは。

まるで奇跡そのものだ。


「チャンミンがいつもお世話になってます」


緊張していてあまり記憶がないけど、最初に聞いた言葉はこれだったと思う。
低くて張りのある、温もりのこもった声。
シム氏のお気に入りのベーカリーから買ってきたというパンを勧めながら、チョン氏はひたすら緊張する僕らに気さくに話しかけてくれた。

文字通りキラキラしていたけれど、決して居丈高なそれではなく、人なつこい笑顔と親しみやすい話し方に、パンを食べ終わる頃にはすっかりリラックスしてしまった僕らだった。


シム氏はと言えば、ほぼ話すことなく黙々とパンを食べていて、明るく話すチョン氏の隣でなんだか弟みたいだった。
上司としてのシム氏しか知らない僕にとっては新鮮だ。
時おりチョン氏を見つめるまなざしが優しくて、僕の胸にひときわ強く射し込んだ。





ほどなくして、休憩が終わる僕らはシム氏とチョン氏に挨拶を済ませて面会室を後にした。
ルーティンに戻って仕事をこなしていると、首警からシム氏の所在を尋ねられたので、面会中ですと応える。


「そうか、じゃあ戻ってきたらこちらに顔を出すよう伝えてくれ」
「承知しました」


そう請け負ったものの、彼の午後の持ち場はここじゃなかったはずだ。
ちゃんと伝えてきた方がいいだろう。
僕はリーダーに事情を話し、面会室へ向かった。


先ほどまでふたりがいたはずの面会室のドアは開いていて、中を覗くと誰の姿もなかった。
チョン氏はもう帰ったのだろうか。入れ違いになってしまったかもしれない。


ちょっと迷ってから、急いで庁舎の出入り口に向かって階段を駆け下りる。
チョン氏を外の門まで見送るだろうと思ったからだ。


1階に降りて面会受付の方へ向かおうとしたところで、視界の端に人影がよぎり、足を止める。

昇り階段の下側、ちょうど死角になっているスペースにシム氏とチョン氏の姿があり、僕はとっさにそばの柱に身を隠した。
なんとなく――人の目を避けているような雰囲気だったのだ。


壁に寄りかかったシム氏が、彼に体を寄せているチョン氏の肩に後ろから両腕を回している。

「……もう戻らないと。時間だろ」

そう言ったのはチョン氏。肩から首に巻きついているシム氏の腕にそっと手をかける。
なだめるみたいな優しい声。


「あとちょっとだけ」
「何回目の“あとちょっと”なの」


シム氏の言葉に、ふふ、と笑ってから、チョン氏はシム氏の腕をあやすみたいに揺らす。
拗ねたようなシム氏の声。
やるせなさを含んで揺れる瞳。
まるで何者かにとられまいとするような、チョン氏の体を抱きしめるせっぱつまった指先。


僕が広報団に来てから見たことのない、僕の知らないシム氏がいた。

きっと広報団の上警としてのシム・チャンミンでも、ファンの前でステージに立つチェガン・チャンミンでもない、ただひとり、チョン・ユンホの前でだけ見せる彼なのだ。


見てはいけないものを見てしまった気がして(実際見るべきではなかった)、僕はうつむいた。
すぐに立ち去らないといけないのに足が動かない。


「ヒョンはあともう少しで終わりだね。いいなぁ…」
「おまえももうすぐだよ。待ってるから、がんばっておいで」
「……ヒョンが待っててくれるなら、がんばる」
「うん」


優しくうなずいてから、チョン氏は身じろぎをして体を後ろに向け、シム氏と向かい合った。
左手を伸ばしてシム氏の髪をそっと撫でる。ゆっくりと上下する左手は規則的なリズムを刻み、子守歌のようにゆるやかな波を作り出す。


ぎゅ、と。
シム氏がチョン氏の体を強く抱きしめ、優しいリズムが途切れる。


名残惜しげに額にキスをしてから、シム氏はそっと体を離した。



……このタイミングで、僕はその場を離れるべきだったんだ。

なのに僕ときたら、パボみたいにぼーっと突っ立ったままだった。
ひどく美しかった光景の残像が意識に焼きついて、まるきり囚われてしまっていたんだ。


「――ジフナ?」

シム氏の姿が視界に入って、あっと思ったときにはもう遅かった。
柱の陰にかくれていた僕の体はばっちりシム氏に見つかってしまった。


「はいっ、チェ・ジフン二警でありますっ!」

慌てて敬礼をする。が、頭の中は真っ白だ。これじゃ立ち聞きしてたのがバレバレじゃないか。


「何か用?」
「あ、の、首警が、面会が終わったら来てくれと」


口の中がカラカラに渇くのを感じながら、どうにかそれだけを伝えた。

シム氏の表情が次第に何かを見極めるようなそれに変わり、ますます焦る。
こちらを見つめる深い色の瞳に吸いこまれそうになる。
どうしよう。
とりあえず謝った方がいいだろうか、


「――わかった、ありがとう」

ふ、と。
シム氏がまなざしを緩めたのと同時に、僕らの周りの空気も緩んだような気がした。
僕がここにいたことはどう考えたって絶対にばれている。

けど――見逃してくれたんだろう。
たぶん。


それなら僕にできることは、一刻も早くこの場を立ち去ることだ。
僕は小さく唾を飲みこんだ。


「では、自分は失礼します」

敬礼をしてかるく会釈をしてから、回れ右をした直後。


「ジフニは、好きな女の子とかいるの?」

背中で声がして、急いで振り返った。
シム氏が僕を見ていた。口許が少し笑っている。


「いません、そのうち興味が出てくるかもしれないけど今はまったく関心がありません」

正直なままに答えると、シム氏はくすくすと可笑しそうに笑った。


「そっか、……まあそういう時期も必要だよな」

ひとり言みたいに呟く横顔は、失ったものを懐かしむような表情だった。
それはとりもなおさず今のシム氏がそうではないことを物語っている。



「――ユノヒョンは、俺にとって大事な人なんだ。とても」


誰に言うでもない言葉がぽつりと落ちた。


「俺はもっともっと、あの人を大切にしたいし、あの人の近くにいたい」


静かな声があたりの空気をふるわせ、長い睫毛がゆっくりと上下する。
先ほどここを出ていくチョン氏を見送るまなざしに宿る、せつなげな影を思いだした。


僕は、シム氏の「好きな人」は、チョン氏なのではないかと思った。
けれどもシム氏はそれ以上何も言わなかった。

だからシム氏が、僕がここにいた理由を訊かなかったように、僕も何も訊かない。



経緯はよく知らないけれど、かつては5人で活動していたのが一度活動を休止し、数年前にふたりで再開したことは知っている。
シム氏とよく話をするようになってから、今さらながらネットで調べてみた。


どんな葛藤が、つらさがあったのか、僕には推し量るべくもないけれど。

この奇跡のようなひとたちは、それを一緒に乗り越えてきたふたりなんだ。



「……次の東方神起のコンサートに、自分も行ってみたいと思います。CDも聴いてみたいです」
「はは、上司だからって気を遣わなくていいよ」
「いえ! ほんとうにそう思ってます」


なんとか自分の気持ちを伝えたくて、つい大声を出してしまった。
シム氏がはじめて振り返り、僕の顔を見て、ちょっとすまなそうに、けれど優しく笑った。


「ありがとう。――ところで、時間は平気か? けっこう話しちゃったけど」
「―――!!」


言われてはっと現実に戻る。そして顔面蒼白。
ま……マズイ。持ち場を離れてからどれぐらい経ったんだ?


血の気が引く僕の肩を、シム氏がくっくと笑いながら叩いた。

「俺も一緒に謝るよ。俺の用事を手伝ってもらってたって言えば、1週間トイレ掃除ぐらいのペナルティで済むんじゃないかな。たぶん」

そう言っていたずらっぽく笑ったその顔も、僕のはじめて見るシム氏だった。






それから一ヵ月と少したって、チョン氏の転役のニュースが入ってきた。

チョン氏は現役入隊の陸軍所属だったけれど、模範的な兵役生活を送った彼の活躍は義務警察でもいつも話題になっていた。


転役の当日、シム氏は朝から出かけていた。以前から休暇を申請していたのだ。
個人の休暇の理由なんて誰も気にしないところだが、シム氏は周りの親しい数人には話していたようで、なぜか僕にも教えてくれた。
チョン氏に会いに行くのだと。


チョン氏が転役したことはたくさんのメディアがニュースで伝えたし、シム氏がそれに合わせて休暇をとったこともいくつかのニュースサイトで読んだ。
けれどシム氏は表立った場所には行かなかったようで、メディアがとらえたツーショットはどこにも載っていなかった。


大切な大切な人だからこそ、誰にも知られずに会いに行く。

とてもシム氏らしいと思った。



通りがかった渡り廊下の窓から、満開の桜の花が見えた。
庁舎をぐるりと囲む桜並木。淡くけぶる薄紅色の景色が、春の訪れを告げている。


シム氏は今ごろ、チョン氏と会っているのだろうか。
彼にしか見せない顔で、笑っているだろうか。



チョン氏が先に戻り、ほどなくしてシム氏も戻るべき居場所に戻る。
早く早く、チョン氏のもとに戻ってほしい、と思う。


ふたりが一緒にいるところを見たのはほんのわずかな時間だったけれど、それでもシム氏はチョン氏の隣にいるべきだし、チョン氏はシム氏の隣にいるべき人だと感じたのだ。


ふたりだけで完結しているひとつの世界。

僕の目に映るそれを、僕はとても美しいと感じた。



――ヒョンも、あともう少しですよ。


生意気かもしれないけれど、心の中でそっとエールを送る。



自分の残りの日数だってまだまだなのに、シム氏の転役する日を自分のことみたいに待ち望んでいることに気づいて、人知れず苦笑してしまった僕だった。







<FIN>


* * *
シムさんが首警に上がる直前の時期のお話でした。
広報団は18人で構成されているそうなのですが、公演の様子とか写真で見たとき、イモっぽい子もわりといたから(←)全員が芸能人てわけじゃないって信じてる…

広報団の描写は調べてたり調べてなかったりしますので、てきとうに読み流していただければ幸いです(*∵*)(オイ)
お読みくださってありがとうございました♪




***
いつも遊びにきてくださってありがとうございますv

● COMMENT ●

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か****さんへ♪

か****さん、こんにちは~\(^o^)/いつもコメント早速に書いてくださってありがとうございますっっvvはぁ~、京セラオーラスからもう10日もたってしまいましたっ///日産のお知らせはほんとーーにびっくりしましたね!!いやほんとですよ、強気すぎますよえいべさんっっ><*おかげでファンはハラハラドキドキですよねぇ~(苦笑)でもでも、日産ライブはゆのちゃみさんの長い間の夢だったので///やっぱり、それがまた実現するっていうのは素直にうれしいですよね(*^_^*)今からとっても楽しみです♪
にゃはは、いきなりのSSアップしちゃいましたぁ~v(笑)お正月休みにハッピートゥゲザーを観て、すぐに書きたい!と思って勢いで書いていたやつだったので、早めにあげてしまおーと思いましてvvか****さんもごらんになってたんですね~(*^^*)いやほんと照れましたよね(//∇//)←うれしそう(笑)SSも読んでくださってありがとございます~vvにゃはは、ホミンホはいろいろアレコレあってもやっぱり純愛が似合う…!と思ってしまうので、わたしも普段はすっかりどっかでホコリかぶってる乙女ゴコロを引っぱりだして書いてます(* ̄∇ ̄*)(オイ・笑)リアルゆのちゃみさんのお互いへのピュアな思いが眩しすぎて、ほんとにいつまでも、どんだけ年を重ねても変わらない関係でいてほしいなって願ってしまいますネvv
SSの感想も書いてくださってめっちゃうれしかったですvvありがとございます♪次は何を書こうか、ぜんぜん決めてないのですがっ(笑)何かしらアップしてると思いますので、よろしかったらまたゼヒ遊びにきてくださいまし~\(^∇^)/


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新米ペンです。
いろいろ勉強中です。
今日も大好き東方神起。

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